2024年2月24日土曜日

ペダル1

 





ペダルをどう修理しようか、悩んでいます。
左のペダルが完全に折れてしまっていて、溶接は難しいでしょうし、同じ部品を購入しようと思っても同じ形のものはありません。
市販のものを使って多少加工をしてうまく機能するように修復できるか、少し時間をかけて考えます。
右のペダルは無事でした。

2024年2月23日金曜日

脚の金具とキャスター

 





脚を本体に取り付けるための丸い金具は、あまりにも錆びてしまっているので新しいものに取り替えます。
キャスターは錆び落とし後、磨いて使います。

2024年2月20日火曜日

壊れた脚

 






ピアノの奥側の脚が完全に割れていて、取り付けられない状態でした。
脚がないとピアノを立てられませんので、まずはこれを修理しなければなりません。
完全に割れてしまっている上の部分は再利用不可能と思いましたが、下は使えるかもしれないと思い、解体してみました。
しかし、下の部分も木が腐りかけていて、再利用するには弱くて心配がありましたので、結局全体を作り直すことに決めました。
他の2本の脚は大丈夫そうですので、1本だけ作り直します。
静岡県の木工職人の方が作ってくれることになりました。
脚の完成を待って、ピアノを立てる予定です。

ピアノメーカー MOUTRIE

 


MOUTRIEというメーカーは、1870年頃から上海でピアノを製造していたメーカーで、一時は日本の横浜にも工房を持ってピアノを製造していたようです。
最初はロンドンの有名メーカー、ブロードウッド社と関係があったようですから、イギリスのピアノ製造の影響を受けていると思われます。
資料がないので、製造番号からは製造年がわかりませんが、ピアノを解体していくうちにどこかに書かれているかもしれません。
今のところ、製造は1900年前後かと思っています。

2024年2月12日月曜日

ピアノ到着

 




MOUTRIE グランドピアノ
海を渡り、無事に到着しました。
おばあちゃんの思い出のピアノ修復が、これから始まります。